昨日はクリスマスで祝日でした。そして今日のボクシングデーも祝日です。イスラム教徒とキリスト教徒が仲良く暮らしているタンザニア。キリスト教徒、イスラム教徒、いろんな人から携帯にメッセージをもらいました。「メリークリスマス!」と汗をだらだら流しながら言ってると、本当にクリスマスなのか疑いたくなりますけれど。
12月が学年末のタンザニアでは学校も今はお休みで1月から再開です。私も明日から1週間、休暇をとって同期隊員のところを訪れるつもりです。
さて、今年2008年もあとわずか。タンザニアに来てから半年、配属先に配置されてから5ヶ月も経ってしまいました。びっくりです。途中、家探しや引越しがあり、こちらの人たちの仕事の進め方にイライラし、疲れ、活動は停止状態、という日々もありました。
休暇の前に、大変お世話になったテメケ区の教育長が突然転勤することを知らされ、涙が出そうになるぐらい残念で淋しく感じました。この方は本当にすばらしい人だったので、退職まであと2年なのにもかかわらず、他の地域に引き抜かれてしまいました。この方がいなければ、私は今、こんなに安心して生活できていなかったかもしれないと思うぐらい、仕事もあまりできず言葉もよくわからない外国人の私のことをとても気遣ってくれました。
引越しの件では色々ありましたが、この教育長だけでなく、配属先のカウンターパート(仕事のパートナー兼、隊員担当者のようなもの)や同僚の人たちに支えられ、なんとかこちらでの生活にも少しずつ慣れてきました。新居の大家さん一家もとてもよい人たちで、安心して生活できています。スワヒリ語については、歳(?)によるもの覚えの悪さも少々感じながら、「最近は前より少しできるようになってきたね。」とカウンターパートにも言ってもらえるようになりました。(でも実はまだまだなんです。。本当に大変!)配属先の同僚は「ここの人たちを家族と思いなさい。」と言ってくれましたが、本当にそんな感じがするくらい、配属先は安心できる場になりつつあります。
活動はなかなか思うように進んでいませんが、小学校6校、合計120人へのアンケート調査は一応なんとか終了することができました。1月からはカウンターパートが「データ収集も手伝ってね」と言っているので、少し忙しくなるのかなと思っています。あとは、もう少し積極的に外に出て活動もしてみたいと思っています。
さて、2008年、皆様には大変お世話になりました。どうかよいお年をお過ごしください。
Tutaonana!
(ボロボロですけど、こちらの1000タンザニアシリング札です。ニエレレ大統領の肖像が印刷されています。) 

(道路の向こうに市場が少し見えます。右側のマイクロバスがダラダラです。行き先によってストライプにペイントされている部分の色が違います。先日、「四日市」という文字が残ったままのダラダラを見かけました。)
(スリップウェイというショッピングモールから見た海。対岸はホテルが何軒か建っています。)
(野菜や果物、どこでもだいたい手に入ります。道端で売っている人も多いです。)
(タンザニア人のお家でご馳走になりました。彼女の住む地域はウガリよりお米をよく食べるそうです。)
(こちらで水道水をきれいにするために使う「ろ過器」です。)
(ろ過器の中はこんな風です。)
さて、ドドマの町ですが、首都とは言っても、中心地を少し離れると、本当に何もない感じです。しかし、国会の周りや国会議員の通る道は花が植えてあったり、きれいにしてあります。標高が高いのと、南半球に位置するタンザニアは今は冬にあたるので、ドドマにいると朝夕は長袖の服が欠かせません。あとは砂埃。。。乾燥が激しく、砂埃が多くて、ちょっと大変です。ですが、それを除けば、とても住みやすい町だと思いました。

巨大になっても愛らしさはかわりません。
これを見せたらタンザニアの人たちはなんと思うのかしら、とふと思いました。



