このところよく物が壊れているかもしれません。実は訓練直前に日本で購入したデジカメが最近故障。仕方なく、こちらで新しいカメラを購入したところです。ダルエスサラームにも映画館も併設された日本並のショッピングモールが1軒あり、その電化製品売り場で買いました。
そして今朝は家のトイレの扉が外れてしまいました。こちらも新築のはずなんですが、どうしたものか。大家さんに連絡し、直してもらうようお願いしました。
さて、今日は役所の一番近くにあるKibasira小学校へ行く日です。 この学校では英語の授業、ライフスキルの授業のお手伝いをしています。
この学校には保健、カウンセリング担当の先生がいて、子どもたちが個別に相談しやすいように個室(と言っても日本とは全く様子がちがいますが。。。。)を持っています。この先生の部屋でHIV・AIDS関連の冊子や雑誌を自由に読んでもらいたいと思って、啓発用の雑誌などを集め、先生に先日お渡ししたところです。こちらで青少年向けに発行されている大人気の雑誌「Fema」と「Si Michezo」を編集している団体からもらってきました。こちらではこういった冊子や雑誌も貴重です。今日は雑誌が読めることを知らせるポスターを作りました。
(作ったポスター。「Fema」「Si Michezo」といった雑誌はHIV/AIDSのことや思春期の悩み相談室などもある啓発用の雑誌です。ポップでおしゃれな雰囲気の雑誌で青少年の心をばっちりつかんでいます。学校等には無料で配っています。)
さて、職員室でノート点検をしたりポスター作りをしていると、ボタンをはずしたまま制服を着ていた女子生徒が先生にしかられて、木の枝でお尻を叩かれていました。しばらくすると、また別の生徒が別のことで叱られています。
そうこうしていると、「環境整備をしっかりしてと校長先生から連絡よ!視察官が来るから。」と一人の先生が職員室に入ってきました。テメケ区役所の教育課には視察課が独立して存在し、何人かの視察官がおり専属に車もあって100校ほどある小学校を視察しているようです。
そうこうしていると、「環境整備をしっかりしてと校長先生から連絡よ!視察官が来るから。」と一人の先生が職員室に入ってきました。テメケ区役所の教育課には視察課が独立して存在し、何人かの視察官がおり専属に車もあって100校ほどある小学校を視察しているようです。
すると、今度は悪さをした生徒が呼び出され、罰として庭の草刈がはじまりました。パンガと呼ばれる、平べったくて長い金属の道具で草を刈ります。私もやってみろと言われましたが、重みもあるし、それほど切れもよくないし、このパンガで草を上手に刈るにはコツが必要なようです。
(パンガを振って草刈をしています。この生徒たちは授業はそっちのけで草刈です。日本だったら機械で草刈をするんでしょ?と言われてしまいました。)
結局、その生徒たちは休み時間の後、一日の授業が終わるまでずっと草刈をしていました。帰りに校庭の横を通ると草がきれいにすべて刈られすっきりしていたことは言うまでもありません。そして、気のせいか、今日はいつもにも増して、先生に叱られてお尻を叩かれている生徒が多かったように思いました。
(一日の授業の終わりにはみんな集まって連絡事項などを聞いて帰ります。ここでも友達をいじめていたのが見つかってお尻を叩かれている生徒がいました。)
なのに、なのに、視察官たちはなん連絡も無いまま結局来なかったのでした。こんなこともタンザニアではよくあること。なんともこの国らしい一日の終わりとなりました。
Tutaonana
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