Hamjambo!
こちらに来てから4ヶ月が過ぎました。青少年活動については、まだまだというのが正直なところです。ですが、少しずつオフィスを出て、学校や若者のグループを訪問することも増えてきました。
自分の職場は、これまで日本人のボランティアを3人受け入れていたので、「日本人」には慣れていると言えます。しかし、一歩そとに出て、それこそ町の中心部から離れると、「私」という人間は注目の的です。協力隊員は世界各国どこでも同じような体験をしているのではないでしょうか。
さて、色々と声をかけられますが、タンザニア人が私のことを何と呼ぶかと言えば。。。。
1.「チナ(中国人)」
2.「ダダ(お姉さん)」
3.「ママ(おばさん??ってことか!?)」
4.「ムズング(白人)」
このあたりでしょうか。しかしながら「チナー!!!」と呼ばれることが圧倒的に多いです。ダラダラに乗っても、「チナー、どこに行くんだい?」「チナー、ちょっと奥へ席を移動してよ!」とか。。。
タンザニアの東洋人で一番多いのはたぶん中国人でしょう。自分たち日本人は微妙な違いで日本人か中国人かなんとなく判断できますが、タンザニア人にとってはみんな同じ。仕方ありません。
面倒くさいので、黙って聞いていることがほとんどですが、たまに、悪意があるかと思われる、こちらの気分を害するようなしつこい人がいるので、そういう時は「私は日本人よ。」とあえて言うこともあります。
あとは子どもたち。仕事で通っている学校の子どもたちはだいたい理解してくれているので、「ムワリム(先生)」とか「ノリコ」と呼びますが、初めて行く学校の子どもたちは一斉に「チナー!チナー!」と屈託なく面白がって呼びます。今日もまた。。。
今日の会話はこんな風でした。
子ども: 「チナー!チナー!へーホーフー」(中国語がこう聞こえるらしい)
私: 「ンジョー!!」(こっちへいらっしゃい!)
こども: 「・・・・」(恐る恐る来る)
私: 「誰が私のことを中国人って教えたの?」
こども: 「あっちにいる子。。。」
私: 「いい?大人に会った時まずなんていうのよ?」
子ども: 「・・・・」
私: 「シカモー(目上の人への挨拶)って言うのでしょ?」
子ども: 「シカモー」(ちょっと声が小さい)
私: 「それに私はノリコっていう名前で、日本から来ているの。」
子ども: 「・・・」(意外な答えに驚いたようだった)
今日会ったもっと小さい子たちは、「私はノリコって言うんだよ。」と伝えてから「日本から来たの」というと、まさに「ほぅー。」となんとも言えない声を発していました。こちらの勝手ですが、小さい時からの教育が大事だと思うので、あえて子どもに説教したりすることもあります!?自分のスワヒリ語はまだまだですが、この手の会話は哀しいことに慣れてきました。
あと、大人でたまにあるのが、「ムズング(白人)」を連発する人です。これもしつこく言われると正直、気分が悪くなります。
人間、自分のことを誤解されると気分が悪くなるのだというのを、再認識します。
しかしながら、こういう状況を逆の立場で考えると、「外人、外人」と色々な国から来ている人たちをまとめて呼んでいることが日本でもまだありますが、これも同じことですよね。
私は名前がわからなければ、タンザニア人がタンザニア人を呼ぶように呼んで欲しいです。
あっ、でもやっぱり「ママ」と呼ばれるのはちょっと。。。「ダダ」がいいなぁ。わがままですかね。
Tutaonana
3 件のコメント:
はなちゃん、おもしろいよ~。
読みながら笑っちゃったじゃない(笑)
私もまねして、子どもに説教してみる。
おねえさんって呼んでくれる人が増えると良いね。
いやー子供は面白いしかわいいね。
思いっきり説教して間違いを正してやりましょう。
みおりん
コメントありがとう。みおりんも結構子どもに説教してるんじゃないの-??
おねえさんと呼んでほしいので最近髪をおろすことにしました(笑)
yuzoさん
子どもがかわいいのが救いです。
この前は「しかもー」って言ってくれたのに最後に「しかもー、チナ」って言った子がいて、まぁいいかぁって許してあげました。
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