2008年8月30日土曜日

学校訪問

Hamjambo!

仕事が始まって3週間が経ちました。まず、活動は自分で考えないといけないのですが、何から初めてよいのかわからず、学校へ行ってみることにしました。

最初に教育課の人たちと訪れた学校は少し町の外れの小学校でした。生徒たちはみんな揃って挨拶するし、よく躾をされているように思いました。教育課の人たちは学校の先生たちの仕事ぶりや、環境を視察し、先生たちを集めて話しをしていました。

ここの小学校では生徒の机が十分ではありませんでした。クラスに机は数えるほどしかなく、小さな子たちは地べたに座って勉強していました。教科書は3人に1冊ということで、まあまあの基準だそうです。

もうひとつの学校は区役所のすぐ近くにある小学校です。ここでは1週間に1度、アシスタントとしてしばらく授業のお手伝いをさせてもらうことにしました。

この学校は机が揃っていましたが、黒板が書きにくい。。。状態が悪くてとても字が読めません。しかも教科書はだいたい7~8人に一冊ぐらいでした。これでは本当に学習が大変です。どうしたものかと思います。こんな状況でも色々なことを吸収している子たちは本当に立派だなぁと関心してしまいます。

今度は中学校にも行く予定です。中学校は最近の教育政策で急激に建設が進められています。テメケ区だけで今年の1月に20校以上が開校したそうです。一体どんな様子なのかとても興味があります。

それにしても何事もゆっくりと進むタンザニア。次の学校への訪問はいつできるのか。。。。

ではまた。

2008年8月23日土曜日

とりあえず引越し。仕事初め

Hamjambo

研修がやっと終わって、今週から仕事が始まりました。仮の住まいも見つかって、寮から移動しました。今のところは職場から離れていますが、とても安全で快適に暮らしています。
さて、仕事ですが、テメケ区の区役所の教育課に配属されました。そこで、成人教育のセクションにデスクをもらいました。仕事は朝の7時半に始まります。家が遠いので6時半前には家を出ないといけません。仕事も学校も早いので、6時過ぎに家を出ても、結構な人が通勤、通学しているのに出会います。

今週が仕事初めでしたが、テメケ地区の様子がまるでわかりません。かと言って、一人で出歩くこともできず、誰かがどこかへ出かける時に無理やり連れて行ってもらうという状態で過ごしました。小学校の視察に一緒に行き、カウンターパート(仕事上の私の責任者)がセミナーをするというので、鞄持ちの状態でそれにも付いて行きました。そして今日はなんと、『東アフリカの国際校長会議』みたいなのに連れて行ってもらいました。

セミナーもそうなのですが、校長会も日本の会議と全然違って、ものすごくおもしろかったです。まず、今日の校長会の予定がすごい。8時から受け付けが始まりますが、開会式は10時からなんです。会場に到着する順番がだいたい決まっていて、ホスト国(タンザニア)の校長、教育委員会が最初で、次にケニアとウガンダの校長たちが到着。最後に来賓が到着します。ここまで待つのが長い。。。

次に開会式は子どもたちの歌、先生たちの伝統太鼓とダンスがありました。このダンスと太鼓の最中に、みんなが踊りながらご祝儀を持っていくのには驚きました。次に来賓の挨拶ですが、これが長い長い。。。。最初からだいぶ予定が遅れていましたが、これで大幅にオーバー。

次のプログラムはなんと、朝ごはんタイム。チャイとチャパティ、ドーナツ、サモサなどが振舞われました。12時から始まる予定だった発表は押しに押して、1時過ぎに始まりました。それからみんなしゃべるしゃべる。またまた予定が押して、閉会式が終わったのは5時過ぎでした。予定は3時45分のはずたったのですけどね。そして、閉会式では、校長先生も教育長もみんな踊る踊る!

極めつけが、3時45分から始まるはずだったランチタイム。結局6時でした。ソフトドリンクはもちろん、ビールも出ていました。私たちは7時ごろに会場をでましたが、宴たけなわといったところで帰ったのでその後はどうなったか知りません。こんなに面白いものがあると最初から知っていたら、カメラを持っていっていたのに、と思って残念でした。

2008年8月7日木曜日

ダルエスでの生活ー断水、そしてアボカドジュース

Hamjambo!

語学訓練も無事終了しました。といっても勉強が終わったわけではなく、タンザニアで仕事をしていくには、今後ももちろん勉強が必要です。

それはさておき、宿舎からお湯シャワーの出る寮に戻った途端に、断水になってしまいました。よくあることであり、常に水を溜めていたので何とか13人分の最低限の生活用水は確保されましたが、1日お風呂なしで全員過ごしました。理由はよくわかりませんが、計画断水だということでした。
            (こちらで水道水をきれいにするために使う「ろ過器」です。)                       (ろ過器の中はこんな風です。)
            
電気と水のどちらがなくて困るかといえば、水なのではないでしょうか。。。とにかく、今回のことで、絶対に溜め水をしておこうと強く心に誓いました!

さて、生活にも慣れてきて、少しずつ行動範囲も広がってきました。恐る恐るごく近所しか出歩かなかった1ヶ月前にくらべ、寮の周りに何があるかも少しずつわかるようになってきました。外食するにしても寮の裏手のレストランしか行ったことがなかったのですが、100mぐらい離れたところにある地元の人が行く食堂に先日行ってみました。

すると、そこは食事もおいしいし、安い!なんといっても収穫はアボカドとパッションフルーツのジュースです。スワヒリ語でアボカドは「パラチチ」と言いますが、この「パラチチジュース」の虜になってしまいました。こちらでは、アボカドは野菜ではなく、果物の扱いです。日本にいるときからアボカドは大好きでしたが、このジュースは絶品。

こうして、おいしいもの、美味しいものが食べれる場所を見つけ、今日の健康管理の面談では体重もやや増え、危険を感じるこの頃です。

今週末に隊員はダルエスサラームからそれぞれの任地に赴任します。私は月曜から本格的に仕事開始です。

ではまた。。Tutaonana tena.