Hamjambo?
帰国まであと1週間ほどに迫ってきました。先週の金曜日は区役所の仕事納めとなりました。あとは部屋の片付けと各方面へのお別れの挨拶、JICAでの報告、首相府での報告や大使館への表敬が残っています。先週からすでに各方面にお別れの挨拶に行く機会も何度がありました。挨拶を大事にするタンザニアですから、何も言わずに去ったりすれば大変です。校長会でお別れの挨拶をし、「ちゃんがもと」で机を送ったBuza小学校の先生方にお別れ会を開いて頂いたり、区役所の区長さんにも挨拶に行きました。
帰国まであと1週間ほどに迫ってきました。先週の金曜日は区役所の仕事納めとなりました。あとは部屋の片付けと各方面へのお別れの挨拶、JICAでの報告、首相府での報告や大使館への表敬が残っています。先週からすでに各方面にお別れの挨拶に行く機会も何度がありました。挨拶を大事にするタンザニアですから、何も言わずに去ったりすれば大変です。校長会でお別れの挨拶をし、「ちゃんがもと」で机を送ったBuza小学校の先生方にお別れ会を開いて頂いたり、区役所の区長さんにも挨拶に行きました。
昨日の土曜日の夜は、これまで一緒に特別支援校で協力してきたダルエスサラーム在住の日本人の方がお別れ会を開いてくださいました。3月はお別れの季節ということで、他にもタンザニアを去る方々まとめてのお別れ会でした。特別支援校での音楽の授業はKinyago Theater Groupのリーダーも一緒に協力して続けてきたので、このお別れ会に彼らが太鼓の演奏と歌や踊りのパフフォーマンスをしてくれました。
Kinyago Theater Groupだけの初のオンステージ。歌や踊りはもちろん、火を使ったパフォーマンスまで見せてくれ、タンザニアを去る人たちのために、お別れの歌も新しく作ってくれていました。
(火を使ったパフォーマンス。体に直接火の点いた棒をつけたり、口の中に火の点いた綿の塊などを口にいれたり、こんなのも出来るなんて実は知らなくてびっくりしました。)
(女性のダンサーもこの日は助っ人で参加してくれてさらにパワーアップ)
Kila chenye mwanza, akitakosa mwisho
Tunasema kwa herini,
Tutaonana tena
Mungu akipende tutaonana tena...
Tunasema kwa herini,
Tutaonana tena
Mungu akipende tutaonana tena...
始まりがあるものはすべて終わりがある。
僕たちは言う。さようなら
また遭いましょう。
神さまがお望みになれば、またお互い会うことでしょう。
また遭いましょう。
神さまがお望みになれば、またお互い会うことでしょう。
私がタンザニアに来ない限り、彼らと二度と会うことはないかもしれません。日本に行ってみたい、日本へ行きたいという彼らには、「日本までの往復チケットさえ買えば、あとは私があなたたちをもてなすわよ」と言い続けてきました。日々の生活にも苦労している彼らにとって、それがほとんど不可能なことはわかっているけれど、そういい続けてきました。
「そんなの無理さ。」と言った時も、「大会で優勝して大金をもらうかもしれないわよ。」なんて言い続けてきました。「そうだね。あきらめないさ。」と答えてくれたリーダー。最近の彼の口癖は「僕はタンザニア人ボランティアです。」という自己紹介。子どもたちや近所の若者に太鼓やお芝居の指導をボランティアで続けてきてくれました。これまで何人かの日本人ボランティアにも出会ってきた彼は、日本人ボランティアが2年ごとに必ず帰国することを理解しています。そして彼らにもう一度会うことがとても難しいこともわかっています。新しく今回作ってくれたお別れの曲はとても明るいメロディーだし、みんな楽しそうに踊っていたりしたけれど、リハーサルの時に歌詞を聴いて泣きそうになりました。
でも当日のKinyago Theater Groupのパフォーマンスはみんなで踊りを踊ったり、お別れのことさえ忘れてしまうようなとても楽しい時間を過ごしました。そして最後に一人の方がこのお別れの曲をアンコールしました。もう一度、Kinyago Theater Groupがこの明るく元気なお別れの曲を演奏したのですが、演奏し終わった途端にリーダーが感極まって泣き出してしまいました。自分もなんとか泣かずに我慢してきたのに、恥ずかしながらもらい泣きしてしまいました。日本での友人とのお別れと違って、「一体いつまた会えるのだろう。」という思いが頭を巡ります。
(日本人もみんなで一緒にステップを覚えて、ンゴマにあわせてダンスをしました)
出来たばかりの新しいグループの応援をしてきたわけですが、これからは彼ら自身が自立していくしかありません。昨日がグループとしての初仕事だった彼らは、まだグループとして仕事らしい仕事はもらっていません。ここからが始まりなので、いつかタンザニアに私が戻って来た時、今よりも一回りも二周りも大きく成長していて欲しいと願うばかりです。
Tutaonana
(最後に皆で一緒に写真を撮りました。)
2 件のコメント:
いよいよあと一週間で帰国ですか。
あっという間でしたね。
お疲れさまでした。
何をどれだけやっても
やり残した感はつきまとうかもしれませんが
それが次に何かをするための力ですよね。
帰って来る日、またメッセージくださいね。
yuzoさん
いやあ、出発はあさってとなりました。
実感ないですが、いよいよ終わりです。明日は隊員が恒例のお別れ会を開いてくれます。
この気候で3月は別れの季節という趣が全くないですけどね。
近いうちに会いましょう!!
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