4月に入りました。これからが本格的な雨季になります。教室の中で先生の声が届かないぐらい激しい雨が時折降ったり、これからが私にとってはタンザニア生活の未知の領域です。
今日は日本からお客さんがやってくると言われ、いつもより少々早く出勤しました。昨日の夕方突然カウンターパートから連絡があり、お客さんのことを知らされました。全く自分は聞いていなかったけれど、州の教育課から連絡があり、JICA関係のお客さんで日本の子どもたちが20数人来て、小学校を見学するのだという話でした。
(テメケ小学校。この校舎は日本の無償資金援助で以前に建設されました。)
朝から学校紹介の資料作りの手伝いをしたり忙しくしていたのですが、お客さんの到着時間が確認できないのでJICAに確認して欲しいとカウンターパートから頼まれました。確認してみると。。。。JICAのお客さんではなく(それはいいとして)、今日はすでにダルエスサラームを離れ、飛行機でモシ市に移動したことがわかりました。(ここまでの情報にたどり着くには色々ありましたが、そこは省略です。)思わず心の中で「ええぇぇ~~!!!」です。JICAから連絡がないのがおかしいとは思いましたが、まさか。。。
テメケ区では、日本からのお客さんのために小学校の先生たち、地域の教育官、保護者などなど約30名を集め、聴覚不自由の子どもたちは踊りを練習し、さらにお客さんである子どもたちのために小学校の予算と役所の予算からお金を出して、スナックなども準備していたのです。
本当に、どこで誰がどう間違ったのか、実を言うと未だによく分かりません。私の責任ではないにしてもなんだかとても申し訳ない気持ちになりました。少し遅れて会場の小学校に行ってみると、会場もきれいにセッティングされ、先生たちは小奇麗な格好をし、食事も用意されています。
(子どもたちの踊り。テメケの特別支援学校の子どもたちです。この日のために練習をしたのに。。。)
本当にたまたまだったのですが、今日は知り合いの日本人がこの学校を見学に来ることになっており、校長先生にそのことを伝えると、是非挨拶に来て欲しいといわれました。結局、私と彼女が本当は来るはずだったお客の代わりに雛壇に座らされ、挨拶をし、こどもたちの踊りを拝見し、食事を頂くことになってしまいました。こういう場面ではスワヒリ語でPole(残念です/お疲れ様みたいな意味です)と言うのですが、今日は何度この言葉を言ったことか。。。。
ちょっと肩身の狭い日でした。自分に向かってPoleです。
Tutaonana
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