2008年7月26日土曜日

首都ドドマへの旅



Hamjambo!

みなさん、お久しぶりです。しばらく忙しくしていたり、ブログの投稿がうまく出来ずに、更新が滞っていました。すいません。

さて、今週は火曜日から首都のドドマに行ってきました。タンザニアで一番大きな町はダルエスサラームなのですが、実は首都ではありません。内陸部のドドマが首都なのです。国会が開かれる時期は大統領や国会議員たちはダルエスサラームからドドマに大移動らしく、この時期はドドマのホテルは一杯になるそうです。

今回は先輩の隊員の活動を見学に行くことが目的の旅でした。ダルエスサラームからバスで約7時間の旅です。一番安全できれいだと言われるスカンジナビアのバスで片道は日本円で約1500円ぐらい。でもこちらの人にとってはとても高い値段で、普通の人はもっと安いバスを使っています。

タンザニアでは、大きな町をつなぐ主要な道路でも、すべてが舗装されているわけではありません。しかし、ドドマは首都なので、ダルエスサラーム、ドドマ間の道路はすべてきれいに舗装されていて、大変快適な旅でした。ドドマは標高1000メートル以上のところにあり、途中も高原地帯のようなところを通り、山をいくつか見ました。ダルエスサラームを一歩でると、イメージしていたアフリカらしい景色が一杯に広がります。
ドドマではエイズ対策で区役所の教育委員会に派遣されている先輩隊員を訪問したのですが、そこで、今年、この地域の小学校の女生徒が10名以上妊娠して学校を辞めたという報告を聞き、大変ショックを受けました。けれど、性教育のプログラムを進めた成果と思われるのですが、昨年度よりもその数は減っているそうです。
さて、ドドマの町ですが、首都とは言っても、中心地を少し離れると、本当に何もない感じです。しかし、国会の周りや国会議員の通る道は花が植えてあったり、きれいにしてあります。標高が高いのと、南半球に位置するタンザニアは今は冬にあたるので、ドドマにいると朝夕は長袖の服が欠かせません。あとは砂埃。。。乾燥が激しく、砂埃が多くて、ちょっと大変です。ですが、それを除けば、とても住みやすい町だと思いました。

これからも色々なところを訪問してみたいものです。

2008年7月6日日曜日

語学訓練とサバサバ

Hamjambo!

語学訓練が始まりました。ドミトリーから、中心部から少し外れにある場所に移動しました。スワヒリ語とスワヒリ文化を教えるKIUと言う団体があり、そこで勉強しています。

金曜日の夜はタンザニアのダンスと太鼓の演奏を見に行きました。ものすごく動きが早くて激しくてびっくり!途中で観客も前に引っ張っていかれて一緒に踊りました。

昨日はダラダラツアー(ダラダラはこちらの乗り合いバス)ということで、先生と一緒にダラダラに乗って主要な場所への行き方を練習しました。しかし。。。午前中で予定は終わるはずだったのに、のんびり途中でお茶を飲んだり、結局、夜まで先生と一緒にダラダラツアー。夜はサバサバのイベント会場に行きました。

サバはスワヒリ語で数字の7のことです。サバサバは7月7日が商売の日ということで、国民の祝日となっています。宿舎の近くにサバサバと呼ばれる万博みたいに色々なブースが開かれるイベント会場があって、そこへ先生達と行きました。最新の商品が見れたり、安いものがそこで買えるので、入場料が日本円で200円ぐらいなのですが、大勢の人が来ていました。お金を使う人が多いのか、移動式のATMを見かけました。もちろん銃を持ったアスカリ(兵士)が前に立っていましたが。

再来週には初めて自分の職場を訪問します。先日スワヒリ語で電話をかけたら、すぐに英語を話されてしまいました。これからもっと頑張ります。

ではしばらく日記もお預けかもしれません。

Tutaonana tena